石垣島 島内ドライブ
〜 其の1 〜
2ヶ月以上もわずらっている腰痛を心配しつつ、10kg近くあるSCUBAギアを担いで出発ヽ( ´ー`)ノ
荷物重すぎ・・・ orz
とりあえず、電車に乗ってしまえばなんとかなるはず。
たくさんの親切な名古屋人のおかげで無事 ANA301便 に搭乗。
ほんと、名古屋はいいとこだヽ( ´ー`)ノ
機内アナウンスで那覇は晴れ〜といってたはずなのに、到着したら空は明るいのに雨がしとしと (´・ω・`)ショボーン
石垣島も雨 。・゚・(ノД`)・゚・。
雲の上は日差しが痛いほどさしているのになあ
時折、雲が切れた間から見えた沖縄の海は深い蒼とエメラルド。
いるかの群れが泳いでいるかのようにたつ白波。
ヽ(゚∀゚ )ノ お〜りと〜り 石垣島 ヽ( ゚∀゚)ノ
赤いアロハを着たお兄さんが飛行機の前を自転車でさわやかに通過していく・・・ って、
Σ(゚д゚lll) く、空港内をなぜけったが!!??
石垣行きの座席がなんとA1で、ハッチのまん前。
生まれて初めて、飛行機を一番に降りる。
しかも、長時間!?のフライトで足がしびれてステップを降りれなくなってしまったので、車椅子が用意される orz
(;´∀`)。oO この先大丈夫かなあ
雨が上がってきているようなので、予定通り、レンタカーで島内めぐりをしようと、
空港内のニッポンレンタカーに “空車はある?” と訊ねると、“ 大丈夫(^-^) ”という心強い返事。
レンタカー屋までの送迎車にのって、カウンターに行くと “一番安いのは、6500円のしかない”
・・・・・・・。
空港でちゃんと聞いておくべきでした orz
そんなばか高いレンタカーを借りたくないので、空港内でもらった石垣島のフリーペーパーを店内で熟読。
一日3150円の文字を発見。早速電話する。
石垣島も西表島も、携帯(FOMA)が使えないことを恐れていたが、なんとどちらも島内、ほぼ ばり3ヽ( ´ー`)ノ
“3150円の車、空いてますよ。” ゚+.(・∀・)゚+.゚イイ
ということで、ニッポンレンタカーに “空港まで送り返して〜”と、当然のごとく、荷物も送迎車まで運んでもらう始末・・・orz
ごめんよお (´д`;)
Be-1レンタカーにて無事、MiraをGET☆
ここのレンタカー屋のいいところは、返却後、宿まで送迎してくれるってとこ。
荷物を一度も自分で運ぶことなく目的地にたどりつけるのだ (゜∀゜)b
地図 を見て、国道390号をひたすら北上、平久保岬をめざすことにする。
しばらく行ったところに、観光スポットを示す ● で、 宮良川 ヒルギ群落 と書かれている。
(ー'`ー;) ヒルギっていったいなんだ!!??
とりあえず、行ってみるか。
近くまで行っても看板も出ていないし、川も通り越してしまったし、なんだかおかしいぞ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
と、橋を行ったり来たりうろうろ。
埒が明かないので、ついに車をおりて、川を見下ろすと、
Σ((((,,゚Д゚)))) うひゃあ、 川から木がわさわさ はえている・・・。
しかも、奇妙な根っこが水からにょきにょき出てるし
きしょっっ (;'A`)'A`)A`)`))
これが、かの有名なマングローブ林ですな(・∀・)
マングローブって、木の名前ぢゃないんだ!!?? ヒルギの方が木の名前っぽいもんねえ。
このときは、こんな程度の知識でした orz
マングローブの説明については、マングローブの秘密 をご参照ください。
少し車を走らせると、南国の花に囲まれた沖縄らしい赤瓦の民家がちらほらと。
屋根が低くて住みにくそうだなあと思ったけれど、ちゃんと人が生活していました → 証拠写真は こちら
突然、目についた 奇妙な形のお墓
向かいの畑で、サトウキビ刈りをしていたおじいさんに、
“なんであれは何?あんな形をしているの?”と聞くと、
この島のお墓はたいていこんな形 母親の胎内を表しているらしい。
少し雑談をした後、“サトウキビ畑 にはハブが潜んでいるから、はいっちゃだめだよ”とだけ言い残し、
おじいさんは軽トラでかろやかに去っていった。
・・・。
そうか、この島にはハブが ・・・
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
あわてて、車に逃げ帰りました。
放置されている 石垣牛 やら、何が採れるか分からない 鉱山 やら、川という川に生えているマングローブ林やら、
歩道に咲き乱れる 南国の花 など、なにをみてもめずらしくて、なかなか先に進めない。
平久保岬まで1時間ぐらいと書いてあるのにもかかわらず、1時間半を経過してもまだ半分まできていない。
そうとわかっていても、魅惑的なお店が目に飛び込んできて、ついつい中に入ってしまった。
お店の名前は はいぬしぃま(HP)
青い海と濃い緑の草原によくにあった石垣島らしいつくりの お店
季節はずれのドラゴンフルーツ生ジュースを頼み、店内を物色。
裏に行くと、なんと今朝収穫したばかりという無造作に積み上げられた (σ゚∀゚)σ パイナップルの山 を発見 (σ゚∀゚)σ
ものめずらしそうに見ていると、オーナーの藤原さんが
“これは、スナックパインっていうんだ。 手でこうやってむいて食べるんだよ。食べてみる?”
よっ、よろこんで゚+.(・∀・)゚+.゚
甘くて、おいしい (´∀`)σ)∀`)
ドライブのおつまみに一つ買っていこうと思っていたら、“持っていきな (´ー`)y─┛~~ ”
なっ、なんて気前のいい ヽ( ´ー`)ノ
お店の中に戻ったら、鮮やかなジュースが出来ていたので、いただいたスナックパインと一緒に 激写 (奥に写っているのがオーナー)
我慢しきれず、ついついパインもつまみ始める。
一緒のテーブルで、島ソバを食していた千葉からのカップルとまったり会話(´ー`)y─┛~~ をしていたら、
“あれっ、もうパイン食べちゃっているの? 甘いパインなんか食べていたら、ジュースの味がしないんじゃない?”
と、裏からもう4つパイナップルを持ってきてくれるオーナー。
カップルも一緒にパイナップルを食す。
スナックパインは、手でむけるところよりも、ちょっと固めの真ん中が美味 (n‘∀‘)η
とろけるような甘い匂いが私を虜にさせる。
“スナックパインは実の部分を食べたら、上の葉の部分を土に植えるだけで、また生えて来るんだよ。”
へええええ〜っっ(・∀・)
“おみやげにどうぞ” とひとりひとつずつ、ビニール袋に入れて持たせてくれました。
ありがとお 。・゚・(ノД`)・゚・。
こんな出会いがあるから、旅はおもしろい。