May 6, 2005
お昼寝@Ramses Hilton Hotel
タフリール広場に戻ってきたのはいいが、次に何をするか考えずに移動してしまった (´・ωヾ)
さて、何をしようか考えて、ナイル川でディナークルーズができることを思い出す。
ガイドブックを見ると、スカラベというクルーズ船が一人132LEとなかなかリーズナブルで、オフィスも広場から近い。
近いといっても500mほど。
はじめから、何をするか決めてからタクシーに乗れば、歩かずにすんだのに・・・と
二人でぼやきながら、オフィスまでとことこ歩く。
カイロのナイル川をのんびり見る時間が今までなかったので、ルクソールやアスワンとは違う都会の眺めを楽しめたけど、日差しが痛い。
クルーズの出航は夜8時。
チケットを購入したら、私のエジプトポンドの 手持ちがほとんどなくなる。
彼のお財布を見ると、まだのこっているのでちょっとだけ強奪ヽ( ´ー`)ノ
日本人ツアー客定番5つ☆宿、ラムセス=ヒルトンホテルの向かいのショッピングモールで、もう少しお土産を探してみる。
まだ、エジプトらしいお土産が買えていない。
さすがにホテルの系列だけあって、ハンハリーリのようにラフな格好をした地元民は立ち入れない。
形ばかりではあるけれど、セキュリティーゲートもある。
ティーセットをあきらめずに探す。が、やっぱり、気に入ったのがみつからない orz
“これだ(・∀・)”と見つけても、セット数が20とかで、持ち帰ることと2人暮らしということを考えると、購入意欲が失せる。
他の階へ行ってみると、圧倒的に靴屋ばかり
そんなに広くないモールなのに、靴屋靴屋のオンパレード ( ゚д゚)ポカーン 何故故??
私好みのサンダルもウインドーにかざってある。
それに続いて多いのが鞄屋。値段も高くはないが、安くもなく、わざわざエジプトで買うようなものもなかった。
ふと通り過ぎようとしたお店で、ピンクのサンダルが私を呼んでいる。
サンダルの底貼ってあったプライスシール
- タグでなく、昔売り物とかにつけてあった、今となっては日本でほとんど見ることが出来ないあの白いプライスシールw –
を見ると、手持ちのエジプトポンドでぎりぎり買える。
ということで、 お買い上げ~ヽ( ´ー`)ノ ちっともエジプトらしくないけれど、気に入ったのでいいのだ(・∀・)
2人の手持ちのポンドがまったくなくなってしまったので、少しだけ両替をしにホテルの中へ。
ホテルの両替はレートもよくないだろうなあと思いきや、今までで一番いいレート(・∀・)で取引されている
びっくりΣ(゚д゚lll)
何かあったら困るので、2000円ずつ両替。
疲労でまったく動きたくない状態だったので、ロビーの高級ソファーに座り込むこもうとするが・・・
ロビーは人でごった返していて、開いているところがない ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ビジネスマンが打ち合わせに使っていたり、観光客が休んでいたり、とにかく人が動かない
ばらばらではあったものの運よく、2つソファーを確保。
ピアノの生演奏が心地よい。
もう、 これは昼寝しかないでしょうヽ( ´ー`)ノ 熟睡 (-.-)zzZ
庶民なのに、こういうホテルで昼寝ができる身分に生まれてよかったヽ( ´ー`)ノ と心の底から思う。
別にお金を落としていくわけでもなく、いってみれば、ホテルの営業妨害をしているようなもの。
一流ホテルのわりに、観光客にこうやって場所を提供してしまっているから、いまいち高級感がない。
栄のヒルトンホテルのロビーでケーキバイキングをして、高級感をおとしてしまっているのと同じかな。
夜は、シックなバーになって、雰囲気もガラリと変わるんだけどね(´・ωヾ)
目が覚めて、ぼおーっと昼寝の余韻を楽しんでいると、きゅるるるるる~(;´∀`) 小腹がすいてきたなあ。
お茶でもしようかなあとまだ爆睡していた彼をおこし、モールで見つけたCaféに誘う。
ちょっと 優雅なおやつタイム ヽ(゚∀゚ )ノヽ( ゚∀゚)ノ
シャイ2つ、冷たいミルクプリンと温かいクリームブリュレのようなウンム・アリ(オム・アリ)を注文。
ミルクプリンはイタリアでいうパンナコッタのような食感。
ルクソールでライスプティングにいいイメージがなかったため、なかなか美味 (´∀`)σ)∀`)
ウンム・アリは、ミルクベースのクリームにフレークとナッツが入った温かいデザート。
思ったより甘くなく、かなりいける。が、さすがに、深スープ皿ひとつ分となると ちょっとくどい (ー'`ー;)
しかも、温かいというのがネック。
口直しにマリネを食べると、うえええええっ、しょっぱすぎ~ ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
塩辛いピクルスを食べているよう
あまりに塩辛そうにしているのを見かねてウエイターがアエーシを持ってくる。
はさんで食べるとおいしいからと、単語だけの英語とジェスチャーで教えてくれる。
高級ホテル客相手のCaféで働いているのに、英語が話せない人もいるんだなあ。
5時も回っているし、豪華夕食を堪能するために、食べるのはこれぐらいでやめる。
高級ホテルをでて、アスルイルニール通りを歩いて、自分達のホテルに戻る。
休日の夕方ということもあり、通りはすごい人であふれている。
中でも、ショッピングバッグをたくさん持って歩いている女の人が目立つ。
力強いマネキン( 初地下鉄 参照)がいるお店をのぞくと、バーゲンの文字。
おばちゃんからお姉さま方まで、服選びにいそしんでいる。
(σ゚∀゚)σ これは参加せざるを得ないでしょう (σ゚∀゚)σ
旅の何が楽しいかって、地元の人と溶け込んで、その国を自分なりに知ること。
同じ女性として、バーゲンに目がないというところもいい。
つたないコミュニケーションながらも、ちょっぴり女どうしの話もする。
気になったのは、すべての洋服に 防犯タグ がついていたこと。
やっぱり、大都市。万引きは社会現象なのかなあ。
戦利品はリゾートらしい白のタンクトップに緑のシースルーのカーディガン。
エジプト色・・・はまったく感じられません orz
せっかく2000円も両替したのに、ほとんど使い果たしてしまった
計画性 0 orz
へろへろになりながら、ホテルに到着 (´Д⊂
安宿が妙に落ち着くのは、根っからの庶民&バックパッカー気質 だからなんだろうなヽ( ´ー`)ノ