May 6, 2005

 

 5つ星レストラン!!?? スカラベ 

 

 

豪華ディナークルーズ船、スカラベに乗る。

ツアー客もよく利用するのか、あまりかっちりした正装でなくても大丈夫ヽ( ´`)

 

窓から差し込む夕陽が白いテーブルクロスに反射してとってもいい雰囲気。

バフェ式ディナーということで、フルーツなどの盛り付けもなかなか素敵。

2階デッキに上がり、この夕陽がエジプトで見られる 最後の夕陽 なんだなあとまったりと感傷にひたる。

 

席に案内されて、飲物が欲しかったので、メニューを頼む。

Do you have a menu?” “Yesとウエイター。が、いつまでたっても持ってくる気配がない ('`;)

 

5分ほど経ち、もう一度同じウエイターを呼びつける。

You said, ‘you have a MENU’ didn’t you?Yes”とウエイター。

 

ぷちっ。(#・) “Bring me the menu! (#Д)┌┛)д)  ゚ ゚ 

 

どこかの国でコントをやっているみたいだ・・・orz

 

ここは5つ星レストランを売りにしているんだろ〜

なんで、こんなに英語がつたなさすぎるんだ〜ヽ(#Д)┌┛)д)  ゚ ゚

 

というより、サービス業として基本がなっちゃいない ('`;)

 

べつに言葉が分からなくても、MENU という単語が分かれば、客が何か注文したがっていることぐらいわかるだろ。

しかも、メニューを持ってくるなり、下の方に提示してあったTAXとサービス料10%をしつこいほど確認する。

書いてあるし見りゃわかるよ ('`;)

 

OK. No problem.

隣の人が飲んでいたコクテールとステラビールを注文している間も、

まだ 10%を指で指して、こちらを見ながら、何か言おうとしているが言葉にならない ( д)ポカーン

 

なんぢゃ、こいつは。なめとんのかあ(((((;Д´)≡⊃)Д)、;'.

 

言葉が出来ないのはしょうがないと思うけど、人の注文聞け!

 

これも、ツアー客の誰かが、TAXとサービス料をぼったくりと勘違いして、なにかトラブルを起こしたんだろう。

しっかし、気分が悪い ('`;)

 

ただでさえ、ここのチケットを買ったときに、1LEのおつりを“細かいおつりがない”とも言わずにちょろまかされる。

1LEぐらいいいだろ”って、別にいいけど、せめて断りをいれるべきなんじゃないのか(((((;Д´)≡⊃)Д)、;'.・!!??

 

外見は一流だが、サービスを含めた中身は三流以下。

豪華の意味をはき違えているよなあ βακα ..._(*)  βακα ..._(*)

 

ちなみに、出てきたコクテール - 隣の人が飲んでいたのと同じものを頼んだので、何が入っているかは出てくるまでお楽しみ -

冷えていて、とってもおいしかった・・・( ´∀`)

オレンジベースでイチゴとパイナップルの味。

マンゴーが入っていないことは、注文をしたときに怒りながら確認済み。

 

ふつうにサービスしてもらいたかったなあ ω`)ショボーン

 

空の色が少しずつ紫になって、ちらほらとビルに明かりが灯り始めると、ディナーが始まる。

テーブルの上のろうそくに火をいれてくれて幻想的。

バフェはツアー客が好むように味がアレンジしてあって、エジプトの味とはだいぶかけ離れていた。

エジプト人らしい心遣いなのかもしれないが、味にパンチがなくて、まあ無難という感じ。

とびきりおいしいとは感じなかった。

こういうものばかり食べているから、ツアー客の間ではエジプト料理 = まずいになってしまうんだろうなあ ω)

 

私は大好きなフルーツを山盛り。相変わらずの偏食家ぷりを発揮しましたが・・・。なにか!!??

 

食事をしている時、気づいたこと。

ディナークルーズに参加する客は、ほとんどガイドをつれている。しかも、ガイドも一緒に食事をする。

ということは、ガイドの食事代もディナークルーズ代に含まれているってことだよねえ。

しかも、隣に座っていたガイドのこれまたよく食うこと。

 

なんだか 5つ星のイメージはまったく皆無 ω) イタタ

 

期待していただけにがっがり ω`)ショボーン

 

食事が終わるとベリーダンサーがダンスを踊り始める。

ベリーダンサーなのに、なぜかおなかの部分の完全な露出はなく、シースルーの黒い下着のうえにピンクの衣装をつけている。

 

ダンスといえば・・・当然人前に連れて行かれる (ー'`ー;) で、ダンスをさせられる。

Σ((((,,Д)))) 疲れていてのりがわるいのに、強制的に舞台に上げられる。

 

踊らされる Σ(゚д゚lll)

 

いつもなら、初めはちょっといやいやながらも、そのうちにのりのりになってくるけれど、今回はだめだったなあ。

早く解放してくれないかなあと、そればっかり考えながら踊らされていた(;´∀`) あくまで自分の意思では踊ってないので・・・。

 

夜風にあたりにデッキにあがる。

きれいな夜景。星はほとんど見えないけれど、おだやかな空。

 

何よりも ナイルの上にいるということが満足感、征服感、達成感を与えてくれるヽ( ´`)

 

エジプト - 小さい頃からずっとあこがれ続けた国 。゚+.()+.

8日間いろいろあったけれど、私にたくさんの刺激を与えてくれた。学ばせてくれた。自分の存在を考える新しい指標をくれた。

今まで訪れたどの国よりも、濃い滞在になったと思う。

明日また、日常へ戻るために飛行機に乗らなくてはならないと思うと、ふとさびしくなる。

 

エジプトという国は、まだまだ奥が深い。

なにせ、エジプト学という学問があるぐらいなのだから・・・。

また戻ってきたら、今度は砂のベッドの上で満天の星空を一晩中見るぞ〜ヽ( ´`)

 

下に戻るとスーフィーの踊り子がくるくるくるとまわっていた。

何度見ても、あんなにまわって、よく気持ち悪くならないものだと感心する。

 

5つ星レストランとはいいがたいスカラベだったけれど、

 

ナイル川のクルーズは気持ちよかった (´ー`)y─┛~~

 

今度はもうすこし従業員を教育しておいてね。