ピナイサーラの滝を登るぞ 

〜 番外編 〜

 

顔は真っ赤  額には玉のような汗

息をきらして部屋にかけこんできたよっちゃんとばろーちゃん

 

尋常じゃない2人の様子に

“どうしたの?? どこいってたの?” と訊ねると、

 

 

“はっ、ハブがでた〜っっっっ”

 

 

Σ(,,゚Д゚) !!!???

 

 

どっ、どこにいってたんだ???

山の中にでも、散歩にいっていたのか!!??

 

 

“もう、ほんとにこわかった 。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

と泣き叫ぶ、ふたりにいきさつを話してもらう。

 

 

スーパーからの帰り道、最終日だし二人ですこし散歩をしようと、

西に向かってそのまま歩き続けたら、

話がはずんでしまい、なんとそのまま 上原小学校 までいってしまったとのこと (*´Д`)=з

地図をみると、1.5K ぐらい。

 

 

やれやれ そんなとこまでいけば、こんな時間になるよなあ ヽ( ´ー`)ノ

 

 

島にある2つの信号のうちのひとつを見て、“色が夜でも変わってた〜っっ

携帯で写真におさめたら、人魂がういているようでなんだか怖いね (´・ω・`)

なんて、うきうき、話をしていたら、

 

道路横の植栽の下から、にょろとした物体。

 

白く浮き上がる頭 光る目 じっっ〜っとこっちをにらみつける。

 

 

 

・・・・・・。

 

 

(;・∀・) もしかして・・・

 

 

・・・・。

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

Σ((((,,゚Д゚))))

 

 

((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

 

(((((((((((;゚Д゚))))))))))))))ガクガクブルブル

 

 

 

 

100Mを5秒で走りきる勢いで、

 

よっちゃんはばろーちゃんの手をひいて走り出す。

 

 

ばろーちゃんの足がからまろうと、ひいている腕が抜けようと、おかまいなし。

 

 

 

全  力  疾  走

 

 

 

恐怖で震えがとまらない。

 

とにかく 走って 走って 走りまくる

本人曰く、300mは確実に全力疾走で駆け抜けたらしい ・・・ 15秒ですなw

 

 

ともあれ、帰りは10分ぐらいで到着

  

部屋にもどってきても、“あの睨みつけられたときを思い出すと、背筋が凍る 。・゚・(ノД`)・゚・。”

 

もう、死ぬかと思った 。・゚・(ノД`)・゚・。

 

あれは絶対ハブだって。 だって、にょろって動いたんだよ〜 。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

まわりは、あんまり信じてなかったねえw

( ´_ゝ`)フーン っていう感じだった方も数名

 

んっ〜、ハブはじっとしているときはとぐろを巻いていたし、なにより色が茶色

ぬかるんでいるところに好んでいるわけだし、道路に出てくるかなあ・・・。 なんていうつっこみも (´д`;)

 

 

“信じてないでしょ? あれは絶対絶対ハブっっっヽ(#゚Д゚)ノ”

 

 

牙をむき出しにしていて、頭が白く見えたかもしれないし、

周りが暗かっただろうから、ハブの身体がなにかに反射して白浮きしていたかもしれないし・・・

暗がりでどんな生物に遭遇したって、その正体がわからない 都会っこ!? には恐怖の対象。

 

 

あれっ、ばろーちゃん、都会っこだっけ (;'A`)'A`)A`)`)) ?????

 

 

 

なんにしろ、二人にとってのハブが、黄泉の入口の扉を開きそうになったということは、疑いようもない事実。

恐怖のどん底から、無事に帰ってきてよかったよかった (´Д⊂

すっごい心配して、“そろそろ探しにいこうか?”と言っていたところだったんだよ

 

 

実際ハブだったかどうかはこの際おいておく。

二人が何事もなく生還できたのだから、それでよしとするw

確率としては、50−50 ぐらいかなあとしか・・・。

 

 

 

“信じてないでしょヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д)  ゚ ゚ !!??”

 

 

 

と きれキャラ よっちゃん の怒声がとんできそうですが、

50%はふたりの話 = “ハブに遭遇した” を信じてますよ。 うん。

あくまで話を聞いた側としての冷静な分析の上でのお話ですのであしからず。