ピナイサーラの滝を登るぞ
〜 其の4 〜
さあ、試練のときはやってきた!
山を下る。
昼食を食べて、ほぼ体力が回復したよっちゃんとは・・・やっぱり対照的なばろーちゃん
笑顔がひきつっている。
“大丈夫ですよ”という声にものすごく力がないw
同居人はあいかわらず元気っっ というより、大して朝から体力を使っていないようだ
(;´∀`)。oO さすが、山でころがっていた人は違うなあ
成り行きで、しんがりを同居人がつとめることに。
ばろーちゃんを優しくなまあたたかく後ろから 見守る係
下りになって、私達に余裕がでてきたのが見てとれたのか、
ガイドさんが亜熱帯の森の面白そうなポイントで話をしてくれる。
足元に転がっている 石炭 は、昔たくさんあった西表の鉱山からここを通って運ぶときに落ちたものらしい。
ふ〜んっっ (´ー`)y─┛~~ ぢゃなくて、
こんな山道を石炭を担いで歩いたのか!!??
本当に昔の人の体力って、いったいどうなっているんだ!!??
この時すでに、ばろーちゃんの姿は見える位置にいないことは書いておくw
先日石垣で見たものより、一回り以上でかい 高砂シロアリの巣
琉球アカショウビン がこのシロアリの巣に穴を開けて、自分達の巣として使うらしい。
共生関係は微妙らしく、一方的に家を奪い取るといった感じ。
シロアリもいい迷惑だw
・・・ その時 でかい黒い物体 が横切る
Σ((((,,゚Д゚))))
もっ、もしかして((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
すばやすぎて、正体は確かめられなかったが・・・ って、確かめなくていいから il||li(゚ロ゚;) il||li
“シロアリもゴキブリも、森にとっては大事な大事な生き物
人間には害虫でしかなくても、朽ちた古い木や病気の木を食べて分解して、森の再生を助けている。
この世に害虫なんて、存在しないんですよ”
・・・。
ごめん、あいちゃん。 何といわれても
私にとって、6本以上の足を持つ存在は、すべて害蟲ですので orz
尺八の音 がどこからともなく聞こえてくる。
“中台頭赤青鳩(チュウダイズアカアオバト)”の鳴声らしい。
中国台湾産 頭の赤い青いはと??
って、頭も赤くないし、身体は緑だし、魚の名前よりたちがわるい。
名付け親のセンスは問わないのか (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・!!??
その他に立ち止って観察したもの:
・ 沖縄ウラジロガシ: 巨大などんぐりが収穫できる樫 どんぐりは食べられるらしい。
・ クワズイモ: サトイモに似ているが、芋はできない しかも、有毒植物。 観賞植物だが、野生は大きさが半端でない orz
・ ヤブレガサウラボシ: “破れ傘” 葉の形 “裏星” 葉の裏をみると、鳥肌が立つ わさわさと胞子のう群がついている
・ アカギ: 根っこに蛸の吸盤が無数にある よく見ると、本物の蛸足のようでかなり不気味 やっぱり鳥肌もの
・ 島オオタニワタリ: 木の幹から生えるシダ植物 幹をよく見ると、くぼみからで、木とはまったく共生関係はない
シダの胞子が幹のくぼみにたまった水溜りに落ち、発芽。 栄養分は木から落ちてくる落ち葉らしい。
・ モダマのつる: モダマのつるは数百Mになるものもあり、つるのどちらかの端を確認できても、もう一方はどこにあるのやら?
とにかく、すべてのサイズがでかい。
よくもまあ、ここまでそだったものだ ( ゚д゚)ポカーン
何気ないつるに こんなこと をして遊んでも大丈夫w
どの植物も、なにかとなにかが関係しあって、なんらかの存在意義がある。
森に住むどの生き物も、森からの恩恵を受け、森への恩返しをする。
どれがひとつかけても、この森は存在できない。
かけていいものは、人間だけ (´Д⊂
しんみりしていたところで・・・
足元の注意がおろそかになっていたら、泥水に膝までつかりました。
うえぇぇぇ、どろどろ 。・゚・(ノД`)・゚・。
携帯をいそいそととりだすよっちゃん
しっかり撮影され、せつなひ (´・ω・`)ショボーン
ぼろーちゃんをネタにしまくっていた罰があたったのかなあ?
・・・・。 あっっっ・・・ Σ ('A`lll) lll
そういえば、すっかり忘れていたけれど、ばろーちゃんは!!??
いつのまにか、ちゃんと後ろについてきておりましたw