夜の亜熱帯探検隊
〜 其の3 〜
来た道を戻ると、同居人お手柄 ヽ( ´ー`)ノ
野生ではなかなかお目にかかれない天然記念物の 背丸ハコガメ を発見 (・∀・)
手足をしまうと、ぴたっっと殻のようなもので入口を閉めて、外敵から身を守ります。
一度箱のようになってしまったハコガメさん ↑の写真を撮るために、かな〜り時間がかかりましたw
ハコガメの飼育をしている方のHP → こちら
川の湧き水でのどをうるおし・・・ って飲んだの私だけ?
なんで、こういうチャンスに経験しないかなあ??
感想を聞かれたので、“普通の水”と答えたら、“普通の水ってなに?”とガイドさんにつっこまれる orz
・・・・。
“飲める水かなあ。 岐阜とかの山で飲む水の味” これでいいかい??
水の味なんて、わかりませぬ orz
しばらく進むと、今回の旅行中の一番の ベストショット ヽ( ´ー`)ノ
琉球カジカガエルの交尾シーン
って、ちゃんと“おかしいぞ??”って分かるかな?
カエルは交尾をしません!
雌が産んだ卵に精子をかける体外受精によって、繁殖する生き物です。
じゃあ、なんで、自分の体よりふたまわりほど大きい♀に♂がしがみついているの?
雄が雌を独占したぞという マウンティング、または、抱接 (ほうせつ)という行為だと考えられます。
抱接は雌雄が体を密着させて生殖口を接近させ、空気によわい精子を早く卵にかけるための生殖行動のこと。
野生でお目にかかれたのはとてもラッキーでした ヽ( ´ー`)ノ
無事、車に生還w
漆もなく、よかったよかった ヽ( ´ー`)ノ
まだ時間があるということで、ガイドさんにリクエストを訊ねられたので、
“ヤシガニを見たい (`・ω・´)”
ここで、2つのチョイス。
@ ヤシガニを見れるチャンスは減るが、それなりに道がいいところ
A ヤシガニを見れるチャンスはかなり高いが、道とはいえない道をすすむところ
まよわずAを選択 ( ̄ー ̄)ニヤリッ
どっちでもいい・・・ と言ってしまった方々はさぞかし後悔したことでしょうw
こんなところから入るのかというぐらい、背の丈までおいしげる草をかきわけ進む。
道・・・ そんなものは存在しない。
獣道ですら、ここに比べたら、りっぱな道である。
子供の頃、絵本で見た傘がわりの葉っぱを思い出して欲しい。
絵本の中の世界だろうと思っていた世界が目の前にある。
あの大きさの葉@クワズイモ が群生しているところを手でかき分けて進まなくてはならない。
長袖を着ていなければ、それだけで肌を傷つけてしまう ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
草むらの中はものすごい湿度が高い。
自分の顔ほどの大きさのある葉っぱからだされる二酸化炭素のせいだろう。
あつい (;'A`)'A`)A`)`))
汗がにじみ出てくる。
奥に進むと、アダンの森。
アダンとヤシの花の甘い匂いが鼻を刺激する。
音に集中する。
ヤシガニの気配がする。
アダンの木の下にでっかい巣穴を発見。
間違いなく、やつはいる (▼∀▼)
・・・が、姿が見えない (´・ω・`)
こちらは、10人という大所帯。
声や音をたてないようにしても、気配が大きすぎる。
途中で私達を待たせ、ガイドさんひとりで探しにいくも、結局姿を拝むことはできず。
道なき道を探検した☆ という貴重な経験はできたので、それはそれで満足。゚+.(・∀・)゚+.゚
空を見上げると、宝石がいっぱい。
蒸し暑いところから脱出してきたせいか、風が心地よい (´ー`)y─┛~~
かろうじて舗装されている道に寝っころがって、しばし空を見上げる。
“VIVA! 非日常♪”
よっちゃんの名言で、亜熱帯探検は締めくくられましたw
ヤシガニの生きている姿は見ることは出来なかったものの、
帰る途中、どこからともなく漂ってくる ヤシガニ死体の腐敗臭 をかぎ、
皆でうえはら館の玄関に飾られている ヤシガニの剥製 を堪能する
という最後までヤシガニがらみの微妙なオチつきで・・・。