バラスの白浜
〜 其の2 〜
一時間ほどバラス島に滞在後、 鳩間島 に向かう。
テレビドラマ “瑠璃の島” のモデルになった島らしいが・・・ 見たことない orz
周囲4km弱、人口60人ばかりの小さな島。 神とともに生きる人々。
この島には島民以外は足を踏み入れてはいけない 神聖な場所 がいくつかある。
年間14回も神行事が行われる御嶽という場所らしい。
これといって観光するところはないが、豊かな自然と綺麗な海を誰にも邪魔されずに堪能できるところがいっぱい。
西表に12時半ぐらいにもどらなくてはならないので、滞在時間は1時間ほど。
ガイドブックを穴の開くほどのぞきこんでも、どこへ行ったらおもしろいんだかさっぱり orz
とりあえず、島の唯一の公共機関 鳩間小学校 に行ってみる。
港からも見えるあまりにも規模に似つかわないでっかい体育館 (´・ω・`)ナンダカナ・・・
HPをみると、なんと小中学生合わせて、15人の学校 ヽ( ´ー`)ノ
少なくとも島民の1/4は子供なんだなあ。
しっかし、小学校学級数1というのは!!?? Σ(゚д゚lll)
そのまま、道なき道 を進んでいく。
目的地は船原浜(フナバルハマ)
迷うことはないが、本当にこの道であっているのか!?というような獣道。
なんかの死体に群がるハエの大群におびえ、バッタに悲鳴をあげ、トンボにびびり・・・
道に覆いかぶさるように葉を伸ばす雑草を手で触るたび、足に触れるたびに蟲がいないかびくびく。
蝶はそれほど害はないので、いろんな種類がいるなあ (;・∀・) ぐらいはちら見する。
たどりついた浜は、とても狭く、異国からの漂流物が数多くうちあげられ無残な姿。
お天気があまりよくなかったせいか、打ち寄せる波が不気味に思えて、すぐに退散 ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
港にもどると、島あげての音楽祭がはじまっていた。
まったりとした演歌がながれるステージの前に島中の人々があつまってくる。
まだ、祭ははじまったばかりというのに、若者達が海に飛びこんではしゃぐほどのもりあがり。
この島のよさは、こういう人々の素朴さなのかな ヽ( ´ー`)ノ
西表島まで15分ちょっと。
ここちよい潮風と水しぶきを浴びながら、船は波の上をすべるようにすすんでいく。