石垣島 島内ドライブ 

〜 其の3 〜

 

宿まで送迎してもらい、(荷物も中まで運び込んでもらい・・・感謝m(_ _)m) ご飯を食べにくりだす。

そういえばパイナップルとジュース以外、今日何にも口にしていないのを思い出した orz

ゴーヤが食べたいなあ ヽ( ´ー`)ノ

ということで、沖縄郷土料理の定食屋を探す。

 

宿を出てまっすぐ歩いてみると、ありましたヽ(゚∀゚ )ノヽ( ゚∀゚)ノ

其の名も ぱいぬしま  お昼にパイナップルをいただいた はいぬしぃま と同じ 南の島

中に入ると地元民が泡盛を片手に宴会@お食事中。

 

カウンターに座り、“お勧めゴーヤ料理と島ラッキョウとご飯が食べたい(・∀・)”とおかみさんに伝える。

おなかがすいていて、待っている間ぼおっと遠い目をしていたのか、“どうしたの?”と心配される始末 orz

“おなかがすきすぎて・・・(´・ωヾ) (苦笑い)”

メニューを見ずにお任せしちゃったので果てさて何がでてくるやら・・・。

 

ゴーヤは無難にもチャンプルー。

油味噌のはいったマース(塩)おにぎりと一緒に食べるとこれが ( ゚Д゚)ウマー

沖縄のゴーヤ料理は、本土のものより苦味が強い。

苦味を楽しむのに、塩もみしすぎると旨みが逃げる。 まったくもってそのとおり。

ちょっぴり舌に刺激があったほうが、ゴーヤを食べているという気がする。

 

島ラッキョウは、漬物か生でくるかなあと思っていたら、なんと天ぷら。

軽くマースをふってたべると、一気に食欲が加速する。

昔、よく食べた のびる に味が似ている。 

小学生の時には、家の周りの野原や人の家の庭、川の土手まで収穫にいったものだ。

本当にどこにでもあった雑草。

味噌をつけて生で食べたり、お味噌汁にいれたりと、食卓で大活躍だったのに、

今ではほとんど食べることができない貴重な大好物。

なつかしい味と、話し相手になってくれるおかみさんたちの笑顔で、楽しい夕飯でした。

 

 

腹ごなしをかねて、ぶらぶら散歩する。

石垣の個人のお店は、たいてい8時か9時まで開いているし、飲食店がたくさんあるので街は明るい。

 

数十歩あるいたところに手作りアクセサリー屋 海の家 があったのでのぞいてみる。

数種類のさめの歯、いるかの歯(!)、ウニのとげ、貝殻、さんごのかけらなど、

自然素材を使った手作りのネックレスやブレスレットなどがところせましとならんでいる。

 

目に留まったのが、ごつごつの骨のようなもの!!??

 

店員さんが自慢げに、“ハブの骨だ(・∀・)”と、教えてくれる。

 

 

Σ(,,゚Д゚)「!」  まじで!!??

 

 

ハブの骨は、とがっている雄の部分とひっこんでいる雌の部分が、対になって一つの骨にあり、

こうやって連結しているんだよ と骨を持って実演してくれる。

ハブの骨が3つ使われているネックレスは4200円。

 

もうひとつ、気になったのが いるかの歯 (;'A`)'A`)A`)`))

いるかは、さめのように歯が抜け替わる動物ではないので、簡単に手に入る代物ではない。

入手方法を聞くと、どうやらいるかを食用にしている島があって、その死体から業者が回収してくるらしい。

 

・・・・・・ しょ、食用ですか・・・ まあ、動物だし食べれないことはないとは思いますが orz

 

想像したくない ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

しかも、“あんまりおいしくない”と聞くと、かしこい動物を無理に食べなくてもいいのではと。

いるかの歯とハブの骨、どっちにしようか散々迷った挙句、ハブの骨ネックレス お買い上げ〜 (σ゚∀゚)σ

(よく見ると、↓の写真で戦利品を身につけてますw)

 

 

お店を出て、しばらく夜の街を彷徨っていると、市役所どおりに貝屋さんを発見。

金沢から石垣に移住してきたおっちゃんは、八重山産の貝しか売らないという筋金入りの貝好き。

2畳もない狭い店内の入口は、

 

幅120cm、高さ80cmという 巨大すぎるシャコ貝 にでで〜んと占領されている

 

私と大きさを比べるとその巨大さが・・・ って、これは貝なのか

ギネスブックに載っている世界最大の二枚貝は、すでに絶滅してしまったとされる石垣島のオオジャコ。

幅115cm、重さ333kg

 

 

Σ(,,゚Д゚) !!?? 

 

 

横幅だけ見ると・・・ ここのやつの方がでかい!

 

もっとも、ギネス記録は重さが基準らしいので、ぜひとも重さが知りたいところだが、秤がないため計測していないらしい。

 

引き続き店内を物色すると、数十万出しても欲しがるマニアがいる 南洋タカラ貝 が無造作に置かれている。

人の手で磨かれたかのような光沢  一切手を加えていないらしい。

 

その横には、不思議な輝きを持つ 夜光貝  

でっかい非売品の文字が踊る。

 

貝そのもの以外の売り物は、石垣で採れた貝をつかった シーサーのランプ や置物。

どれも魅力的な顔つきで、世界にたった一つしかないシーサーちゃんたち。

 

毎日、海に潜って貝を収穫してくるらしいが、今日は大潮で-9cmも潮が引いたらしい。

磯に取り残された魚たちを踏みつけて、素手で捕獲。

大漁だったらしく、貝どころではなかったと、笑いながら話してくれた。

 

今年は鬼ヒトデを食べてくれるほら貝があまり取れないらしい。

採れても 小さいもの ばかり。

人間が鬼ヒトデを勝手に退治してしまうからだと嘆いていた。

ほら貝が減れば、自動的にまた鬼ヒトデが増殖してしまう。

ほら貝を人間が採りすぎて鬼ヒトデが増えてしまったという説もあるが、

一時的な一種個体数の増加は自然の摂理なのだから、人間がどうこうするものではないかと。

鬼ヒトデを駆除しつづけることで、結局自然の調整力をねじまげているのだから、何の解決にもならないような気がする。

 

ちなみにこのおっちゃん、採れた貝の中身は自分で食べず、すべて居酒屋なんかに卸しているらしい。

自分は貝で生計をたてているのだから、中身を自分で食べてしまうことが申し訳ないように感じるらしい。

 

10:30まで話し相手につきあってくれたおっちゃんから、シーサーちゃん@1000円 をお買い上げ〜♪

値段も安い上に、たくさんの石垣の貝がつかわれていて、かなりお気に入り。

おまけに、鳩間島の星の砂もつけてくれました。 戦利品をかかえて、宿に戻る。

 

宿泊した宿は 民宿 きよふく(HP)

民宿かどうかというつっこみはおいておいて、素泊一泊2000円という 格安な宿 だ。

飲食店もまわりにたくさんあるし、コンビニもあるので、食事なんぞついていないほうがいい。

一人で泊まる場合、テレビ、エアコン、ポット、小さなテーブル、バスタオルが完備された4畳の個室。

ベランダにダイビング機材も干せ、広いシャワールームのでっかいたらいで機材が洗えるので、

ダイバー(シュノーケラー)には、いたれり尽くせりなのだ。

シャワーしかないとはいえ、日焼したからだでは、まず湯につかりたいとも思わないし、特に不自由は感じなかった。

唯一、腰を病んでいる私には和式のトイレはとってもきつかった orz

コンビニやお店でトイレを借りていました・・・。