May 4, 2005

 

 高額な遺跡チケット <チケット売場> 

 

 

気球が東岸に戻ってきてしまったので、バンで西岸のチケット売場に戻ってもらう。

 

西岸と東岸を結んでいるのは、ローカルフェリーとルクソール橋のみ。

ツアーなど車で移動しないのならば、安く(片道1LE)て、ルクソール神殿近くから乗船できるフェリーが便利。

西岸のフェリー乗場から、セルビス(乗合ミニバス 25pt)が出ているので、それをつかまえれば、百人力(・∀・)

 

ルクソール橋は、街から5kmにある。

東岸から西岸のチケット売場へ車で行く場合、ぐる〜っと大回りをしなければならないので、3-40分かかる。

非常に効率が悪いorz 

しかも、 この橋しか車で川を渡る手段がない ('`;) ため、交通量が非常に多い。

通勤時間帯の渋滞はすごいらしい。(アフマド談)

 

他の気球スタッフがバンから降りて、ひとりになったことをいいことに、

運転手が、“西岸をまわるなら、このバンをチャーターしないか?ひとり100LEだけどどうだ”という。

( ゚Д゚)ハァ? 相場の4倍だ。

“・・・。自分で回るからいい。”  ここで、ひきさがらないのが、がめついエジプト人。

“はじめに行くところはどこだ?”と訊かれたので、“メディーナハブ”と答えると、

“そこまで20LEで連れて行ってやる”という。

 

なめとるんか ('`;) 

チケット売場から数百mなのにそこまでふっかけるか (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.

“歩いて行くからチケット売場で降ろしてくれ”

 

気持ちよくチケット売場で降ろしてくれたら、多少のチップを払おうと考えていたのに、

ますますいらだったので、びた一文くれてやらなかったヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д)  ゚ ゚

あ〜っっ、朝から気分が悪い ('`;)

 

西岸観光をするためにまずしなければならないこと。

 

チケット売場で今日見る予定の遺跡チケット、すべてを購入しなくてはならない。

チケットは、高額な上に、購入当日のみ有効、しかもここでしか売っていないという代物 (;・∀・)

途中で予定を変更したいから、戻ってきて買い足すということは、体力的に許されない。

どの遺跡からもチケット売場まで遠いのだ。

 

ガイドブックとにらめっこをしながら、今日の予定を考える。

メディーナハブ(20LE)→デール・イル・マディーナ(20LE) →貴族の墓(360LE)→ラムセウム(20LE) →メムノン(無料)

の順で歩いてまわろうと決める。

王妃の谷は、相変わらずネフェルタリの墓が非公開なので、やめる。

 

しめて、二人で240LE(\4320)の入場料 ミ(゚Д゚ )

痛い(´Д⊂ いたすぎる。・゚・(ノД`)・゚・。

でも、遺跡保護の観点から考えると、しぶしぶ払う。

 

ちなみに、夕方に行くカルナック神殿が40LE

明日見学する王家の谷が55LE(墓3つ)×2+別料金のツタンカーメンの墓70LE(7つの墓を見学)、ハトシェプストが21LE

 

2でかかったチケット代、総額722LE(\13,000)

エジプト政府め〜っっ、足元見やがってヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д)  ゚ ゚

 

メディーナハブの方に歩き始めると、“5LEでそこまで、乗せてってあげるよ〜”と、タクシーの運ちゃんに声をかけられる。

歩いて15分の距離だけど、ぐうたらな私たちはついつい乗ってしまった orz

助手席に4歳ぐらいの息子を乗せて、お仕事だ。

炎天下の中、休むところがどこにもない西岸で、こんな小さな子を車で連れまわすなんて、何を考えているんだ!!??

 

降りるときに、お約束どおり、一日チャーターの話を持ちかけられたが、丁重にお断りしました。

 

さあ、今日は気合で歩くぞ〜ヽ( ´ー`)

この時、まだ、彼がピラミッド痛をわずらっていたのは内緒の話w