May 4, 2005

 

 アフマド家へ 〜本場の埃及料理〜 

 

 

ふらふらになりながら、カルナック神殿を出る。セルビスをつかまえて、一気にルクソール神殿に戻るつもりw

曲がるたびに地図をチェック (゚Д゚≡゚Д゚)

 

路線はさっぱり分からないけど、とりあえず方角さえあってれば何とかなるはず (´ー`)y─┛~~

 

Σ(,,゚Д゚)「!」 ありゃ、逆方向に曲がってしまったので、逆方向のセルビスに乗換一回目。

本当に地元民の足なんだなあ( ´∀`) 学校とか、住宅街とか、スークとか、すべてが新鮮な景色。

どうやらこのセルビスは駅に向かうようだったので、もう一度乗り換えてルクソール神殿の目の前で下車。

 

2回乗り換えても、2人で1.5LE27円)

 

タクの運ちゃんとぐでぐでともめるよりは、適度に迷っても、ちょっとばかり遠回りになっても、セルビスに軍配があがる。

 

ルクソール神殿は、一年に一度の増水期に、

カルナック神殿のアメン神の黄金の像と像をのせた聖船を安置する“アメン神の離宮”として建てられた。

離宮の大半は アメンホテプIII ラムセスII による寄贈である。

 

キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!

 

また、ラムちゃんかあ (´・ωヾ)  この王様、どんだけ金持ちで、どんだけ好き勝手してたんだろう。

 

でも、神殿のど真ん中 をつきやぶって、イスラムモスクがでで〜んと建っている あたりが、

やっぱり 驕れるものは久しからず〜諸行無常 ですなあヽ( ´ー`)

 

時計をみると630を回っている。アフマドとの夕食の約束時間が7時だったので、中に入って見学はやめる。

もう観光はおなかいっぱい(´д`;) ラムセスももういい('`;) 歩きたくない(´Д⊂

 

というより、高い柵や外壁がないため、外から十分に“アメン神の離宮”を堪能することができるw 

しかも、石垣の上に 腰掛けて(・∀・)

ライトアップもされ、壊れた入口のラムセスII像や、相方をフランスに強奪されたオベリスクも、レリーフも大きなものならはっきり見える。

まだ少し周りが明るいけれど、なかなかいい味をだしている。

 

ナイル川に沈んでいく夕陽に照らされて、神殿の横を 馬車 が観光客をのせてまったりと駆け抜けていく。

アスワンの夕陽とはまた違う“死者の国への旅仕度をする”太陽がそこにあった。

 

アフマドが西岸のフェリー乗場に迎えに来てくれるとのことなので、フェリーで再び西岸へ渡る。

 

アフマドの車は 30年以上も前のトヨタ車Σ((((,,゚Д゚))))

 

メーターも何回りしたか本人にもわからないというという車が ばりばりの現役 ( ゚д゚)ポカーン

しかも、砂まみれのところをはしるから、中も外も真っ白。

“人間をのせて走る”という目的はなんとか達しているからいいのだ・・・そうだ。

日本車は耐久性がすばらしいとべた褒めしていた。

 

車で30分ほど走ってアフマド家へ。

小さな2人の娘と奥さんに出迎えられ、夕食ができるまで外でお話をする。

が、なにせアラビア語がまったく話せないので、会話が成り立たない。

ガイドブックにあった、たった2つの質問“お名前は?”“歳はいくつ?”をしたあとは、どうしていいのかわからず、時間をもてあましてしまった。

(;´∀`)作り笑いで間をごまかす。

結局、昨晩に引き続き、アフマドと他愛もない会話になってしまった。言葉に頼ってしまう自分がうらめしい。

 

夕食は、奥さんが腕によりをかけてつくってくれた (σ゚∀゚)σ本場のエジプト料理 (σ゚∀゚)σ

じゅうたんの上にじかに座って食べます。

テーブルもあったけれど、どうやら人をもてなすときはこれが正式らしい。

リクエストしていた モロヘイヤスープアエーシ(薄いパン)、エジプト流サラダ(きゅうりとトマトをきっただけw)、

マカロナ(日本ではラザニアにちかい)、フルーツ。 

 

そして、メインは 鳩のご飯詰め(n‘∀‘)η

 

鳩のご飯詰めは、子供がたくさん授かりますようにという願いをこめてだすおもてなし料理らしい。

エジプト料理はおいしくないと、ツアー客には評判が悪いがとんでもない。

 

エジプト料理 ( ゚Д゚)ウマー ( ゚Д゚)ウマー ( ゚Д゚)ウマー ( ゚Д゚)ウマー ( ゚Д゚)ウマー

 

味もスパイスを大量につかったものではなく、日本人好みの薄味。はじめて鳩を食したが、脂身もすくなく、あっさり味だった。

モロヘイヤスープも絶品。ねばねば感がくせになる (*´Д`)ハァハァ

名古屋はまだエジプト料理がたべられるお店がないのが残念 (´・ω・`)

 

アフマドにセルビスが走っている幹線道路まで送ってもらう。

セルビスの運ちゃんに私たちのことをお願いしてお金も渡したらしい。

が、それを知らなかった私たちは正規のお値段wを二重払い。

降りるときに妙に運ちゃんたちの機嫌がいい。

 

後から考えると、こんな対応をされる時は、お金が絡んでいるんだなあと思うとなんかちょっと(´・ω・`)ショボーン

たった9円なのに、次の日アフマドは激怒していました |〃´△`)-3