May 2, 2005

 

 ファルーカに乗ろう 〜続・朝からきれまくり〜 

 

 

ファルーカ船長たちを仕切っているであろうキャプテンなる人物がホテルにむかえに来る。

 

こいつがまた曲者ヽ(#゚Д゚)

 

ホテルの支配人の顔が見えなくなったとたん、

このツアーにいくら払ったんだ?” “チップを払え” “ヌビア村のチケットは100LEだ。払え” と、

 

これまたつたない英語 で うざいことこの上ない

 

当然、私は断固として、

すでにお金はホテルの支配人に渡してある。金額も私からは伝えることはしない。

ヌビア村にチケットはない (おお、シェリーフ、君のおかげだよ。免疫がついてるよ(´ー`)y─┛~~)”と拒絶するが、

何度も何度もしつこい。

 

なめんなよ。再び炸裂ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д)  ゚ ゚

 

ホテルに帰る、お前との契約は終わりだ! お金は全額返してもらう。

支配人にこのことは報告させてもらう

と言ったら、おとなしく、ファルーカの船長を探しに乗り場まで案内した。

 

脅しただけじゃなく、ちゃんとホテルで報告しましたよ。こんなやつ、のさばらせといてはいかん!

報告してたから、先にシャワーあびられちゃったので・・・。

 

この男、船長たちに顔が利くのかと思えば、あっちこっちで、“そんな遠くまで行きたくない”(想像だがまちがいない)と断られている。

まあ、(;´∀`)。oO ホテルに払った金額をあんたたちがぴんはねしたような金額じゃあ、納得しないでしょうなあ。。。

と思いながらも、船をたらいまわしにされる。

 

そして、何を思ったかこの男、また私にチップを要求してきたので、

船着場で でっかい声 で、

 

Thats it! You Make Me Unhappy! ENOUGH ALREADY!

 

さすがにこの剣幕に、周りの船長たちも、騒ぎを見ていた野次馬も、観光客も。。。 

 

空気が凍りつきましたorz 

 

コレぐらいやらないときかないこいつが悪いんだヽ(#゚Д゚) 

 

今回ばかりは、私の暴走を彼もとめない。

 

一瞬の沈黙の後、ファルーカのヌビア人船長が

“あなたにUnhappyになって欲しくない。あなたを幸せにするために私がファルーカをだすよ。

チップも気に入ったら、はずんでくれ”といってくれた。

ちゃっかり、チップも要求されたが、まあコレくらいはよしとしよう。

 

ようやく、出航した。今日は、ほんとに怒ってばっかりだなあ(ー'`ー;)

 

容赦なく照りつける太陽でむき出しになっている肌が痛い。

それをつかの間いやしてくれる心地よい風。 アフリカ大陸だ〜ヽ( ´ー`)

白い帆が風で大きくなびく。風まかせの気ままな船旅。

船長2人、乗客は、船長の友達2人、私たち2人。

 

河岸に所狭しと停船している 観光クルーザー

コルニーシュ通り(岸の上)からみると、3列の縦列停船が1km以上つづいていて、

そこからナイル川を見るためには、クルーザーとクルーザーのわずかな隙間から覗き込むようにしてみなくてはならない。

ナイル川の河上から見ると、このクルーザーの群れがなんだかアフリカやアスワンのナイルの雰囲気にミスマッチ ('c_` )

 

現代の京都のように、無計画でいきすぎた観光投資で、本来の姿がかわってしまう事のないように祈るばかり。。。