Apr. 30, 2005
タクシー初交渉 <カイロ空港 – ホテルへ>
VISAを購入、無事入国。
VISAって$15なのに印紙が32.5LEって、差額は誰のポケットに入っているの??
両替屋でVISAを買うといういい加減さもあやしい (;・∀・)
ようは誰でも買えるし、誰の審査もなしってことヽ( ´ー`)ノ!?
朝9時をまわっていたのに、現地人の歓迎は少ない。連休だからかな?
まずは、出発ゲートに行き、カイロ→アスワン間の国内線航空券を買わなくてはならない。
(国内移動手段はすべて現地手配が原則。5/2に移動)
どこからともなく現れた男(タクシーの客引きと容易に察しがつく)が出発ゲートまで追いかけてくるのを無視しながら、
エジプト航空のオフィスで無事チケットを購入。
なぜかこいつ、何も頼んでないのに外で待ちかまえていた。( ゚Д゚)ハァ?
警戒心の針があがってくる
やはりたくの勧誘かあ。(#・∀・)いきなり初交渉かい!?
まあスタートが200LE、話をする気のもならないので到着ゲートのほうへ足早に去ろうとする。
追いかけてきて、必死で値段を下げていく。50LEぐらいまで下がったところで、$5とはじめて口をきく。
こっちもたくが必要なのでどっかでの妥協は必要である。
空港⇔市内間は、相場からするとぼったくり以外なにものでもない。
結局、1分もしないうちに$7で話がついた。
泊まるホテルは着いてから決めようと思っていたが、行き先を言わなくてはならない。
“ホテルが決まってない”なんて言えば、どこのホテルに連れていくかわからない ((;゚Д゚)ガクガクブルブル
まったく見知らぬ土地の地名(タハリールかタラアト・ハルブ広場の周辺の宿を考えていたので)を言うのもこの状況では怖かった。
とりあえず、ガイドブックで目星をつけていたところを見せる。
“場所はわかるか?”と聞くと“わかる、それが仕事だ”と自信たっぷりに言うが、やはり知らない。
この客引き、外にでるとタクシーをつかまえている。
あれっ、自分の車ないの!?工エエェェ(´д`)ェェエエ工!!??
とりあえずきたタクシーに乗ると、客引きも助手席に乗込んでくる。
??なんでついてくるんだ?おまえ、どう考えてもいらないよ。ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)д) ゚ ゚
あまりに不可解な行動にあっけにとられている私を尻目に、再度、ガイドブックを見て、住所を何度も何度も聞き返してくる。
どうやら、地図を見ても、住所を見てもわからないらしい。
突然、“予約はあるか”と聞かれたので、“予約はしていないが部屋に空きがあると昨日電話して聞いてる(もちろんうそ)”と返す。
客引きは携帯をとりだし、ホテルに電話をかける。
まずは場所をどなりながら確認した後、ホテルになにやらマージンをせびったようだが、
“そんなもの払えるか”と言われたらしい。(想像だがまちがいないだろう)
“私に電話にでてほしい”と、携帯電話を渡される。
すると、ホテルから“こんなやつらのタクシーに乗ってはだめだ、言うことも聞いちゃだめだ”と言われ、
“わかっちゃいるもののタクシーしか足がない”ということを客引きにわからないように暗に伝える。
電話を切った後“なんて言われた?”と聞かれ、“部屋はあるから待ってるよって言われた”とさらっとかわす。
どうやら、場所はわかったみたいなので、後はちゃんと目的地までつれていってくれるかどうかが心配
誘拐なんてないよなあ(;´∀`)
市街に入ったし、この辺までくればたぶん大丈夫と思った矢先、“ここだ”と車を停める。
“ホテルはあそこの道を入ったところだ”という
なんでホテルの前まで行かないの( ゚д゚)ポカーン?
かなりあやしい。車の中でねばるが、トランクから荷物がおろされ、車から降りなくてはならない。
もし、ここがへんなところだったらまたタクシーかなあと思いつつ、しぶしぶおりたところで、“$7に$3TAX”と言われる。
( ゚Д゚)ハァ?うっざいなー 逝ってよし
客引きも私が1ドル札を持っているとは思っていなかったらしく、はなから$10とっておつりをかえさないつもりだったんだろう。
当然予測済みの私は1ドル札できっちり$7とドライバーがかわいそうなので5LE払ってばいばい。
してやられたという客引きの顔はわすれない。
ドライバーはチップをもらってうれしそうだったけどね。勝った( ̄ー ̄)ニヤリ
通りがかった観光客に考古学博物館の場所を聞いて、自分たちのいる場所・方角を把握する。
地図を確認するとどうやら客引きの言っていたことは本当だったらしい。
たくがホテルの前まで行かなかったのは、ホテルの前の道が歩行者天国だったから。
どうやら目的地まではきちんと連れて行くらしい(´Д⊂
初めての国では当たり前のことが怖い。気が楽になった