Where Did the Peace Come From? 

〜 戦死者への慰霊と沖縄産業 〜

 

旧海軍司令部壕 内部見学

 

 

 

空はいい天気 見事なまでにダイビング日和 orz

昨日夜が遅かったせいでダイビングサービスに連絡がつかず 明日潜るからいいや

せっかく沖縄に来ているのだから、今日は慰霊・追悼・平和祈念をテーマに Let's 観光☆⌒o(*^ー゚)

 

海軍司令部壕 : 昨日は外から覗いただけ 本日はチケットを買って内部を見学 (σ゚∀゚)σ

資料館には壕から発見された遺品や参謀達の写真が展示されている

若いよなあ この若さで国の命運と国民の命を背負ったんだから、すごい

 

資料館を出てすぐのアトリウム 慰霊と平和祈念の千羽鶴が所狭しと飾ってある

ここから105段・30mの長い階段を降りる 壕内はひんやりと涼しい

全長450m かまぼこ状に掘りぬいた横穴をコンクリートと杭木で固めた通路へと続く

米軍の艦砲射撃に耐え持久戦を続けるために人工的に掘られた地下陣地

迷路のように縦横に張りめぐらされた狭い通路には、鍬やツルハシの跡が残る

なんとこの狭い場所に 約4000人の兵士 が収容されていたらしい 横になって寝る場所もない

負傷していた兵士からでる血や膿からの悪臭 たれ流される糞尿 鮨詰状態の兵士 熱気 体臭

死ぬためだけにここにいるという現実 休まることのない体と精神

想像するだけで過酷過ぎる 壕内も地獄 外も地獄

 

参謀達が手榴弾で自決したときの生々しい痕が壁に残る幕僚室

“靖国で” と会話をかわしたのだろうか

肉片や血がここにびっしりついていたかと思うと言葉がでない

壁に “醜米覆滅” の字が残る司令官室

大君の御はたのもとに死してこそ人と生まれし甲斐ぞありけり

限りなく公に徹せられる強靭な精神が日本人の魂にあることを教えられる

 

 

ここから大勢の兵士がろくな武器も持たず玉砕していった

大田海軍司令官の最後の言葉 から伝わってくる

本土国民と沖縄県民の命を天秤にかけたことへの葛藤
結果がわかっていようとも自らの命をかけて任務を遂行する責任感
今の政治家にぜひとも見習ってもらいたいものだ!

 

  

平和祈念公園

 

 

 

平和祈念公園 : ひめゆりの塔から自動車で5分

沖縄本島南部 沖縄戦争焉の地 摩文仁の丘一帯にある公園
沖縄戦の犠牲者 23.8万人の名が刻まれた碑がずらりと並び

肉親・知人の名前を探し碑の前に献花する人々が大勢訪れる

 

右手に見える白いタワーが平和祈念堂

沖縄県内外のアーティストによる平和祈念の作品が展示されている

 

新しい大きな赤瓦の建物が平和祈念資料館

資料館の前でさびついたキャタビラーや魚雷を見ることができる

 

荒崎海岸 喜屋武岬

ここで多くの人の命が飲み込まれた

 

 

戦没者の慰霊と平和を祈念して平和の礎に献花する

美しく穏やか 怖れる艦隊も銃声もない平和な海の前

どうぞ安らかに・・・。

 

資料館を見学

戦争の原因から沖縄戦に至る経緯・敗戦・米軍統治

戦後の沖縄の置かれた立場や状況・本土復帰・基地問題・・・

工夫が凝らされていて若い人にも分かりやすく展示されている

再現された戦後の沖縄の街はノスタルジックでとっても素敵

 

 

 沖縄産業 塩&砂糖

 

 

お土産に頼まれていた塩をGETしに、読谷の塩工場 Gala青い海 へ行こう ヽ( ´ー`)ノ

運がよければここからくじらが見えるらしい・・・が時期おわってますから〜 ヽ(*`Д´)ノ

ここには世界初 海水濃縮タワー “白い風” があり、塩を作る行程を見学できる

白い風は年間平均5mの風と太陽熱を利用して海水を濃縮 地球に優しい製塩方法

 

〜 読谷の塩ができるまで 〜

1. 読谷の海から取水

2. 海水濃縮タワー “白い風” で海水の塩分を濃縮させる

3. 炭火焚き塩:せんごう棟 “塩の華” 炭火でじっくり海水を焚いて煮詰める

3. 天日結晶塩:天日結晶ハウス “白い波” 琉球赤瓦の容器に入れて天日干しにする

 

工場のスタッフがとっても親切 。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ

丁寧に製塩過程を説明 興味をもったことに適切な答えを返してくれる (*゚ー゚) カンゲキ

名物の 塩アイスクリーム塩せんべい 絶品です♪

 

 海水濃縮タワー “白い風”

汲み上げた海水を飛散させて塩分濃度を高める

天日結晶ハウス “白い波”

本日結晶塩はつくっていないとのこと 残念

 

せんごう棟 “塩の華”

海水をじっくり炭火で煮詰めています

 

 

 塩を見たので、お次は砂糖 同じ読谷にある 沖縄黒糖 工場へ ヽ(゚∀゚ )ノヽ( ゚∀゚)ノ

この工場もパイナップルパーク同様、ツアー観光客のための場所

売りは沖縄県で唯一 黒糖工場の見学ができる

時間が遅かったせいなのか、スタッフの説明は おざなり

“さっさと土産物屋へ逝けっ” という態度が気にくわない (#゚Д゚)

工場見学に5分もかからず なんだかな〜ってな感じ (´・ω・`)ショボーン


 
〜 沖縄黒糖ができるまで 〜 

1. 収穫されたサトウキビを二連式圧搾機にかけて搾る 搾りカス(全重量の25%程度)は豚の飼料になる

2. 糖汁を煎じながら、アクをとり水酸化カルシウムを加えて煮詰める 4番釜までくりかえす

3. 濃縮され飴状になった糖汁を鉄板の上で自然乾燥させる

 

収穫されたサトウキビ

二連式圧搾機でサトウキビを搾る

 

リゾートウエディング

 

 

読谷から北上 豪華ディナー@ルネッサンスホテルに向っていた途中 ん? チャペル?写真撮りたいっっ

ディナーの予約がせまり旦那はイライラ “大丈夫だって (´・ω・`) ホテルのレストランでそ”

アクアグレイス・チャペル : 外から写真を撮っていたら、スタッフの方が中に案内してくれました ゜+。:.゜ヽ(*´∀`)バ゜.:。+゜

白亜の建物 ガラス張りの祭壇 海が見える窓 大理石のヴァージンロード パイプオルガン こんなところもいいなあ

砂浜には今日式を挙げた花嫁が子供たちとたわむれている

“今日は6組のカップルが式を挙げられました” ( ゚Д゚)ポカーン ろっ 6組かよっっ 

“時間で区切ってお互いが顔をあわせないように工夫されています 内地(本土)の方がほとんどです”

同じ日に同じ場所で6つの門出かぁ orz

年間6組 しかも場所・天気まちまち 同じ式はないナガンヌ島で式をしてよかったです はいっ (*´Д`)

チャペルはとっても綺麗なんだけどねぇ 時間制というのがいやで海外やめたんだもんなあ  

 

 

 

車にもどると、旦那は鬼の形相 (´・ωヾ)

“なんでこうB型っちゅうのは時間にルーズなんだ!!??” ・・・ だってレストランだもん 時間ぴったりに行く必要ないもん

 

豪華でぃなぁとゲストハウス

 

 

 

 

夜ご飯は豪華に ルネッサンス @一流りぞーとホテルの Four Seasons でふるこーす☆


刻々と色をかえていく目の前に広がる夕焼けの海

テーブルのろうそくが灯されとっても幻想的 贅沢な時間 おしゃれしていかれなかったのが残念


うってかわってお泊りは北谷のねこはうす 1泊3000円也
( ´∀`)C<´Д`)

りっちなディナーにりっちなホテルだと破産しちゃうので、めりはりをつけて楽しむ

これぞ旅の醍醐味 (・∀・)イイ

外国人用の一軒屋アパートを部屋貸し リビング 台所用品 テレビ PC 洗濯機完備

そのままいつもの生活ができるゲストハウス

別棟に住むオーナーや他の宿泊者との共同生活をしているような気分

 

 

夜、ゲストハウスに遊びに来たご近所のアメリカ軍人さん@現陶芸家に
沖縄駐屯軍の日常をきかせてもらいました

そんな楽しみもある素敵な場所 ・.。*・.。*(〃´∀`)・.。*・.。*