May 2, 2005

 アスワン到着 〜ほのぼのヌビアの青年〜 

 

 

朝から、ボルテージは上がりっぱなしだったが、無事アスワンに到着。

同じ飛行機の乗客は、ほぼツアー客。旗を持った添乗員がバスへ誘導していく。

しかもスーツケースは現地人におまかせ。

あとで、ホテルまで持っていってくれるらしい。。。

 

個人で来た観光客は私たちふたり。こっから、どうしよう(´д`;) タクるしかないよなあ。

 

とりあえず、スーツケースが出てくるのを待つ。

ちょっとまった〜Σ(゚д゚lll)  そこらじゅうに落ちているのはタグ!!??

ターンテーブルから出てくる荷物をみると、 荷物のタグがついているのがほとんどないil||li(゚ロ゚;) il||li

 

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 

全部とれている。わたしたちのも例外じゃなかった。

 

エジ航空、ちゃんと仕事しろよ(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.

 

なんか、今日は(も?)朝から怒りっぱなしだ orz 

よくよく考えてみると、現地人にまかしているツアー客のスーツケースってどうなってるんだろ??

まあ、紛失も破損も多そうだなあ (´ー`)y─┛~~

 

それでも、無問題なのがエジ(・∀・)クオリティ ・・・慣れたらとっても私好みの国だ( ´_ゝ`)

 

出口を見ると(飛行場内は乗客以外立ち入り禁止)、たくのうんちゃんが、わたしたちをゲットしようと、タカのような目でねらっている。

その数も半端でない。30人はくだらない ((;゚Д゚)ガクガクブルブル

 

本能的に“ぼられる”と。

 

躊躇しながらも、出口に進むしかないので、野生の勘を働かしつつ、ましな運転手をさがす。

出口を一歩出たとたん

 

キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!  

 

歓迎のあらしキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

 

こうるさいエジ人をさけ、比較的誠実そう!!??なヌビア人の青年のタクシーに乗り込む。

話を聞くと、どうやら、エジ政府がちゃんと空港―市内の規定料金を定めているらしく35LE(650)ということ。

ガイドブックに30LE40分と書かれているし、相場だろう。

 

しかも、この青年、市内に向かう間、ヌビアの風習のことを教えてくれたり、簡単な観光案内までしてくれた。

こういう時、現地の言葉がまったく話せないのがいたすぎる。

簡単な会話ぐらいできたら、もっといろんなこと聞けたなあ。

帰国したら、アラビア語も勉強しようかなあ。。。

 

信用しつつも、警戒心はしっかりあるので、ちゃんとタクシー#と運転手の名前は手元に控えてた(アラビア文字のため読めませんが)。

杞憂に終わってなによりヽ( ´ー`)ノ 

彼はこういうまめなことをしている私を見て、なにやってんだかという呆れ顔。。。 

何かあってからでは遅いんですよ ( ゚Д゚)

 

目的地のアスワン駅に着く。なんだか、この好青年がなごりおしい。

お金を受け取るときでさえ、おつりを返そうとしてきた。

 

“それは、あなたの分だ”というと、なんだか照れたように受け取った。

 

こういうエジ(ヌビア)人もいるんだなあヽ( ´ー`)ノ

 

怒りのボルテージもすっかりおちついて、ほのぼのいいRideになりました (´Д⊂カンゲキ