覚王山チーズクラブ 2月 

〜 2/9/2007 〜

 

今月の覚王山チーズクラブのテーマは、ヴァレンタインにちなんで “お菓子のように可憐な: .゜ヽ(*´∀`)ノ チーズたち

テーブルの上を見ると、クローバーの形をしたもの、ロールケーキのような形をしたもの

レーズンがまぶしてあるものなど、なんかとってもお菓子なチーズが並んでいる (・∀・)イイ

さぞかしお味も “お菓子” であろうことを期待しながら・・・

 

今月も強烈に個性の強い6種類のチーズです orz

 

 フレッシュタイプ  白カビタイプ  青カビタイプ  ウォッシュタイプ  シェーヴルタイプ  圧搾タイプ

 

ルーレ・アイユ&エルブ

 

 

  Roule Ail & Herbes ルーレ

    :ロール型チーズ にんにく&ハーブ入

 

 フレッシュタイプ フランス

 ガーリックとハーブをフレッシュチーズに混ぜ込んでロール状にしたもの

 フレッシュチーズのクリーミーな味わいで抵抗なく食べられるおいしさ

 Barとかで出てくるにんにく風味チーズにとっても近いお味

 

 にんにくの味がとっても強いので、右のクラッカーにのせると

 ビールのつまみにぴったり

 ちなみに左側はドライパイナップル 見た目はイカの干物のようですが

 癖もなく、かなりいけるお味

 

 フランス料理用語レシピ辞典 を見つけました☆

 

ル・トレフル

 

 マリーアントワネット公開記念 

洋ナシチョコのジャム

  Le Trefle ル・トレフル:四葉のクローバー

 

 シェーブル(山羊乳)タイプ フランス

 トレフル=四葉のクローバー まさしく形そのもの

 通常、チーズは丸い型にカードをいれて熟成させるが、

 トレフルは比較的熟成期間が短い&小さいため、

 四葉の形でも、内側の部分部分で熟成による味の変化がみられないらしい

 外側の黒い粉は木炭

 木炭の粉で真っ黒なチーズを熟成させると、カビで白っぽくなります orz

 

 山羊山羊 やぎ〜ミルクの匂い 

 あまり山羊山羊しているので苦手な部類 (´д`;)ウゲッ

 しょうがないので、皮をむいて、中のほうを口に入れる

 さっぱりしているものの、酸味が強い トロトロなので、酸味が強烈に残る

 某社長曰く、クッピーラムネ味らしいw

 すっぱいのが苦手なので、←のジャムをのせると (*`Д´)ウマー でした

 

 

サンマルセラン・マール・オ・レザン

  Saint-Marcellin Marc au Raisins サンマルセラン

 

 通常、 サンマルセラン はフレッシュタイプ サンマルセラン・アフィネ (熟成させた)は白カビタイプ

 今日のは、サンマルセランの葡萄粕づけ ソフトタイプ フランス

 

 牛乳を原料とし、とてもやわらかくクリーミーなチーズであるサンマルセラン

 フレッシュチーズとして食べれば、青りんごのようなフルーツ感がたまらない

 サンマルセラン・アフィネは、白カビをつかって↑を熟成し、象牙色のもっちりとした肉厚なチーズ

 ほのかな酸味(若いほど酸味が強い)、さわやかな辛味にねっとりとした舌触りで、白カビには珍しいコクがあるそうな

 クリーミーかつミルキーな味わいのものを・・・

 わざわざ葡萄の搾りカス&ブランデーにつけこんだのが今日のチーズ  長期保存するための知恵だそうです

 マールはブルゴーニュワインと葡萄の搾り粕から作るブランデーのこと  レザンはレーズン

 

 見た目は、真っ白なチーズにレーズンで 可憐 を強調する先生 かっ、可憐かっっっ!!??????

 匂いは強烈 顔をそむけたくなるアルコール臭 いっ、嫌がらせなのか

 ブランデーのいい香りではなく、なんというかこう腐った葡萄が醗酵してあのただよっている匂い

 “チーズの漬物風の強い味” と説明があったが、すっぱっっ にがっっ なんぢゃこりゃ

 たっ、食べ物なのかっっ 何度も何度も試みるが4口目にして、GIVE うp どうにもなりません・・・orz

 先生曰く、“ものすごく珍しいチーズなのに、もったいな〜い” ってムリです orz

 

 悪夢的なお味と匂い に、夢でまでうなされました ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

カキノワ

 

  Cakinois カキノワ:カキ=ケーキ ノワ=ナッツ?

 

 白カビタイプ フランス

 ナッツをチーズにまぶしたケーキみたいなチーズ

 熟成したカマンベール・ド・ノルマンディをベースに

 キルシュ(さくらんぼのブランデー)とクラッシュアーモンドでアレンジしたもの

 甘〜い香りとナッティな風味が目にも鼻にもやさしいチーズ

 

 強烈過ぎるチーズの後だったせいなのか、天国の果実を食べているよう

 ↑のジャムをつけて食べると、まさしくケーキそのもの (ノ∀`)

 甘くて、しっとりとした舌触りで、病み付きになりそうなお味

 

 別のカマンベールチーズ・アレンジに “カマンベール・オ・カルバドス” も

 カルバドス(りんごブランデー)が使われたカマンベールの表面に

 パン粉がまぶしてあり、茶色のコロッケ状態のチーズだそうな

 

 

アル・ヘレス

 

  Al Jeres アル・ヘレス:その名は “シェリー”

 

 圧搾タイプ スペイン

 ヘレス=アンダルシア地方のシェリーの産地 又は、シェリー酒のこと

 3ヶ月の熟成の後、シェリー酒にもう5ヶ月漬け込む

 羊乳を使っているため、脂肪分が高く、室温で油浮きしやすい

 羊のミルクの甘さに、とってもコクのあって食べやすいチーズ♪

 “本日一番のお気に入りチーズ”の栄冠を得ましたw

 

 外側の縄目模様はスペインを代表するチーズ “マンチェゴ” と同じ

 味もこのマンチェゴを思い起こさせるほど近いらしい

 マンチェゴは、マンチェゴ種という羊のミルクから作られるハードチーズ

 

モンテ・ヴェロネーゼ ダッレーヴォ

 

  Monte Veronese d'Allevo モンテ・ヴェロネーゼ ダッレーヴォ:ヴェローナ産熟成チーズ

 

 半過熱圧搾タイプ イタリア DOP(Denominazione Origine Protetta 原産地呼称統制)

 DOPはイタリアの由緒正しきチーズがもつ称号

 ダレッーヴォは “育った” という意味で、熟成期間は3-24ヶ月ときめられている

 逆にプレッサートは20-40日となっている

 熟成タイプのダッレーヴォは牛乳の脂肪分を抜いて作るため、ばらばら感がありパサパサのパイナップルのよう

 熟成期間の長い外側ほど、塩辛さが強く、内側に向ってしっとりまろやかに

 

 ううううぅぅぅぅ〜ん 普通のチーズだなw 可もなく不可もなく そう、チー鱈のお味♪

 と言っていたら、先生が “ほとんど日本に輸入されないめずらしいチーズなのに” と嘆いていました

 

 ヴェローナは北イタリアヴェネト州 ロミオとジュリエットの舞台になった都市

 

 

チーズクラブ特別企画: (σ゚∀゚)σ バレンタインなので、ハート型(クール) のチーズを贈りましょう♪

〜 バレンタインといえばハート ハート型のチーズ&ワインの素敵なマリアージュで恋を語りましょう 〜

 

 クール・ド・ヌーシャテル:彼氏に嫌われたいならこちらw しょっぱくて、食べれたものぢゃないそうです

 クール・ド・ロロ:ロロ村産のウォッシュチーズ オレンジ色の皮が特徴 匂いが強烈なので贈り物には要注意らしい

 クール・ダヴェンヌ:アヴェンヌ地方産(↑近所)のウォッシュチーズ 匂い・味ともにマイルドで甘味があるらしい

 キャステル・ド・ブレイ:写真をみるとカマンベールのようなチーズ?? これならおkかも??

 アムール・ド・ブルゴーニュ:“ブルゴーニュの恋” だけあって、先生一押し 甘くないレアチーズケーキのようなお味

   ↑に赤ワイン・ジャムを一緒に贈れば、彼氏もめろめろ〜っ らしいが・・・w

 

 

 

ホワイトチョコのチーズケーキ

 最後はチーズをつかったお菓子でしめ  ハートのチョコがそえられたチーズケーキ

 

 一口目からケーキのどっしり感で蛋白質過多の胃にがつんっときました orz

 ランチならこのケーキ一個で十分というぐらい、カロリーが高そうなケーキです

 先生に材料を聞くと・・・

 クリームチーズ 250g  サワークリーム 200cc  ホワイトチョコ 200g  生クリーム 200cc  お砂糖 150g

 と、もう豚さんまっしぐら 牛さんも真っ青な材料のオンパレード (これに卵白 3個  牛乳大さじ2 が入ります)

 

 さて、明日からダイエットにはげむかのぉ

 

 

 

 可憐とは見た目ばかり 一口食べれば、こっこれが可憐か!!??というチーズがてんこ盛りでした

来月はもうちょっと手かげんしてくらはい m(_ _)m