覚王山チーズクラブ 1月 

〜 1/15/2007 〜

 

昨年12月より、覚王山チーズクラブにて、チーズのお勉強をはじめました "o(´Д`*)o"o(*´Д`)o"

チーズ売場に山積みにされている輸入チーズ

最近は日本でもとっても手に入りやすくなりました が・・・

試食もない 大きさも結構大きかったり、値段も “うひゃ〜っ” っていうものがあったり 

極めつけは、あたりはずれ、好みにものすごく左右される味と匂い

結局、食べたことがあるチーズばかりを選んでしまう

なかなか未知のチーズを口にすることができない現実にさよならし、

新しいチーズの世界を開拓するために、月1回、チーズクラブにてお世話になることにしました ゜+。:.゜ヽ(*´∀`)バ゜.:。+゜

 

今月は6種類のチーズです。

 

 

基礎知識: チーズの種類  もっと勉強したい方は こちら

 

   フレッシュタイプ: 熟成させないチーズ クリームチーズなど

   白カビタイプ: 中身の軟らかく、表皮が白カビに覆われたチーズ カマンベールなど

   青カビタイプ: 中身に青カビが散ったブルチーズ ゴルゴンゾーラ

   ウォッシュタイプ: 表皮を塩水やアルコールで洗って熟成させたチーズ タレジョ・ラクレットなど

   シェーヴルタイプ: 山羊のミルクでできたチーズ クロタンなど

   圧搾タイプ: カード(凝固させたミルク)を型に詰めて圧搾したセミハードチーズ エメンタール・ゴーダなど

 

 

クロタン・ココット

(クロタンチーズをココットに入れて蒸し焼きにしたもの)

  Crottin クロタン:(=馬/山羊のフンという意味)

 

 シェーブル(山羊乳)タイプ フランス

 直径4−5cmの小さく丸っこいチーズ

 トーストにクロタンをのせて焼いたり、サラダにいれて食べます

 オリーブオイルと塩コショウをするとなおおいしいらしい・・・(全部そのまま食べちゃったの (´Д⊂

 

トム・ヴォードワーズ(ヴォー州産のトムチーズ)

  Tomme トム:山で作られる中型(2kgぐらい)チーズ

 

 白カビタイプ スイス

 ハードチーズが主流のスイスで、めずらしくソフトな定番チーズ

 ナイフをいれると、中味はとろとろ 原型を保ちません

 これはカマンベールかっっ と期待しながら、口に運ぶと、かな〜りしょっぱい (´д`;)

 悪夢にうなされそうな・・・ 見た目では考えられないほど口の中がしょっぱくなります

 ドライ・イチジクでお口直しをします

 

フロマージュ・デ・グリゾン ビオ(グリゾン州産チーズ Organic)

  Fromage des Grisons グリゾン:グリゾン州産のチーズ

 

 圧搾タイプ(ハードチーズ) スイス

 直径20cmぐらいのハードでは小ぶりなチーズ

 たっぷり熟成しているため、香ばしい香り

 皮はウニクラゲをあぶった味 日本酒が飲みたくなります

 中味は玉ねぎをいためた風味が微妙にする

 アミノ酸がくりだすじゃりじゃり感が、好きな人にはたまらないらしい

 

 

ニュイ・ドール

  Nuits d'Or ニュイ・ドール

 

 塩水で表皮を洗ったウォッシュタイプ フランス・ブルゴーニュ地方

 ブルゴーニュというワインの大産地らしく、香りがよく、ワインにぴったりなチーズ (´∀`)σ)∀`)

 中はやわらかく、とっても濃厚 カマンベールが好きな日本人にはなじみやすいお味 

 本日のお気に入りNo.1です

 焼き魚+大根おろしの味がほのかにします

 

ブリ・ド・ムラン ノワール(ムラン町製ブリチーズ 黒)

  Brie ブリ:ブリ地方でつくられる白カビチーズ

 

 白カビタイプ フランス

 ブリチーズはかのシャルルマーニュ大帝@8世紀も食べたという歴史の古〜いチーズ

 時の王や政治家達に愛された “王様のチーズ” と呼ばれる

 

 ブリ・ド・ムラン ノワール:白カビチーズを熟成させ、表皮が黒くなったチーズ@ムラン町特産

 白カビチーズを長期(6ヶ月)にわたって熟成 皮が変色してきたら食べごろ

 独特な発酵臭と黒っぽい外観 切り口を見ると中の黄色いところが黒ずんでいる

 お取寄せグルメ 珍味チーズ いってみれば豆腐?みたいなもの

 高級 チーズを連呼していた先生 値段は100g1400円程度 orz

 写真下・右側の丸い木の入れ物にはいっている たぶん2万円ぐらいする品物なのだろう

 

 さっそく試食 うえぇぇぇ しょっぱいっっ 口にまとわりつくお味

 キノコと藁が混ざり合った匂いがあわさって、なんともいいようのない感じ

 左上の無塩カルピスバターとチーズをトーストにのせ、ブラックコーヒーで頂くと違ったお味

 カフェオレ という手もあったらしい

 バターをのせて食べると、だいぶ味の癖がやわらぐような (;'A`)'A`)A`)`))

 

 皮は食べてはいけないらしいが口に入れてみる なかなか

 (加工されていないカビなので、あまりよろしくないらしい)

 普通、苦味が強くて食べれないらしいが、結構くせになるような・・・ならないような (;'A`)'A`)A`)`))

 

 あくまで ネタ ですな 現地人は好んで食べる通も結構いるらしいです

 

 

 

ホワイトスティルトン ストロベリー&ピーチ

  Stilton スティルトン:ロックフォール・ゴルゴンゾーラと並ぶ世界三大青カビチーズのひとつ

 

 青カビタイプだけど、今回は↓ その他のチーズに分類されます イギリス

 

 White Stilton ホワイトスティルトン:青カビの入っていないクリーミーなチーズ

 青カビのかわりにフルーツをいれ、ヨーグルトのような酸味とフルーツの甘味を楽しむ

 レーズンバターのようなものを想像していたが、ちょっと違うのでがっがり

 チーズが結構しょっぱめで、味を主張しまくります

 

 チャールズ皇太子ブランド DUCHY ORIGINALS のショートブレッドにつけて食べると

 イギリスらしく紅茶にぴったりのお味 レモンピールやブルーベリーなどもあります

 * ちなみに↑のショートブレッドにカルピスバターは激うまですw

 

フロマージュ・フェーヴ入り ガレット・デ・ロワ

 

 最後のお楽しみは、ガレット・デ・ロワ

 フランスのお正月には欠かせないケーキ パイ生地にジャムをはさんで焼いたもの

 フェーヴ(そら豆)という陶器でできた小物をケーキに隠して焼いて、

 それがはいっていた人は、紙で作った王冠を被って、神の祝福をうけ、その年1年幸せが続くよ

 という、食べておいしい 見つけておいしい ケーキ

 

 

 

 今回もたくさんチーズのことを勉強できました

 来月はどんなチーズかな?