覚王山チーズクラブ 1月 

〜 1/15/2008 〜

 

新年あけましておめでとうございます m(_ _)m

2008年1番初めのチーズクラブは “新春を祝うプラトゥ・ド・フロマージュ

Plateau de fromage = 大きな器に何種類ものチーズを盛り合わせたプレート

黒い大きな御影石に6種類のチーズ

果物やグリーンも一緒に飾って見た目も豪華絢爛 お正月気分たっぷり♪

急遽ひとりお休みということで たったの4人 il||li(゚ロ゚;) il||li

5人分のチーズを4人で分けるのでたぁっぷりいただけちゃいます (´∀`)σ)∀`)マタソダツナ

 

今日のお勉強のテーマはチーズプレートの作り方から・・・

 

☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆ チーズプレートの作り方 ポイント ☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆☆*:;;;;;;:*☆

 

チーズの選別いろいろなタイプから1〜2種類ずつ 見た目&味わいに変化をつけるテーマを決める 旬&季節感を大切に

クセのないフレッシュ or 白カビを必ず1アイテム入れる 変り種ばかりはNG → 誰でも楽しめるように

チーズの量: 1カット20-25g x 5種類程度 = 100g/人が目安 (チーズだけでお腹が満足 おいしく食べれる量)

チーズクラブは150g/人が基本w 今日は200gだぜぃ

食材の準備: ワイン (コクのある白 or フルーティな赤 ・ 同郷の組合せ) パンプレーン + 個性のあるパン → チーズクラブは3種)

フルーツ&野菜 蜂蜜&ジャム スパイス ナッツ

盛りつけ: 食べる30分前 にチーズを冷蔵庫からだして室温に戻す 立体的にもりつける (チーズネームプレートがおすすめ)

大きなお皿にチーズをゆったりと盛る ハーブや葉っぱなどグリーンを添えて彩りよく

カット: 一切れに表皮&中心部が含まれるように 熟成度・カビの散布具合にも配慮して

 

 

 フレッシュタイプ  白カビタイプ  青カビタイプ  ウォッシュタイプ  シェーヴルタイプ  圧搾タイプ

 

 

ブルサン いちじく&ナッツ入り

 

 

ロブション@松坂屋のパン 3種

プレーン ・ ライ麦 ・ くるみ&レーズン

 Boursin Figue & Noix ブルサン・フィグ&ノワ

 

 フレッシュタイプ 牛乳製 フランス・ノルマンディ

 最初はフレッシュから!(味にクセがない・常温で味が落ちないうちに)

 フランス定番チーズ・ブルサンの中でも珍しいイチジク&ナッツ入り

 ブルサンのアレンジでポピュラーなのはにんにく&ハーブやペッパーなど

 牛乳にクリームを添加し熟成させないため MG70%とかなり高め

 パンにクリームチーズのようにたっぷりぬって食べると (n‘∀‘)ηウマー

 あま〜いミルクに あま〜いイチジク&香ばしいナッツ

 しかもパンはあの ロブションのパン♪ ← 最近パンだけでも購入可

 お酒のおつまみに オードブルに

 

わさび入り ゴーダ

のり↑ 大葉↓を巻いて〜

 Gouda Wasabi ゴーダ・ワサビ

 

 圧搾タイプ 牛乳製 オランダ

 2番目にもクセがなく、美味しさを演出できるものを!

 日本人に一番なじみがあるチーズといえばゴーダ

 早い時期にオランダから日本に輸入され プロセスチーズにも使われている

 オランダで生産されるチーズの半分以上をしめ、アレンジの種類も豊富

 ゴーダチーズに粉状の日本産わさびを練りこんで作ったワサビ味のゴーダ

 表皮: ワックスコーティング 生地: ほのかに黄緑

 引き締まった生地に なめらか&ねっとり舌触り MGやや高めでほっこほこ

 わさびの香りが和のテイストを演出する

 大葉をまくと・・・ ややわさび味が和らぎ、さっぱりとした味

 のりをまくと・・・ こりゃうまい ♪♪(*´∀`*人*´∀`*)♪♪

 

りんごブランデー入り カマンベール

 Camembert aux Calvados GRAINDORGE カマンベール・ド・カルヴァドス

 

 白カビタイプ 牛乳製 フランス・ノルマンディ

 外をブランデーで洗うのではなく 生地にブランデーを混ぜ込むという新しい製法で作ったカマンベール

 カマンベール・カルヴァドスとは別のもの (ブランデーにチーズを漬け込み、表皮にパン粉をまぶしたもの)

 カルヴァドス = りんごブランデー この製法はカマンベールで有名な GRAINDORGE社 の専売特許

 ノルマンディはりんごの産地でもあり、シードルやカルヴァドスとは同郷のマリアージュ

 日本への輸入はこれが最後 “最後の出会い” らしい

 ふわっとブランデーの香り・・・ かなり個体差がある とのこと

 熟成が短く、香りが弱いものには シードル ⇔ 熟成が長く、香りが強いものには カルヴァドス をあわせて

 カルヴァドスを口に含んで食べたり りんごに乗せて食べると りんごの風味が倍増して (*´Д`)ウマー

 ふつうに美味しい ちょっとだけお酒の風味が新鮮なカマンベール

 

スリー

 

スイスの道具 ジロールで削ります♪

 Suly スリー

 

 加熱圧搾タイプ 牛乳製 フランス・サヴォア

 スイス製ジロール (きのこの名前が道具名の由来)

 もともと テッド・ド・モアンヌ を削るための道具

 表皮を削り、穴をあけてチーズをセット ハンドルを回しながら削る

 下の方・皮に近いところはかなり削りやすい 力をあまりいれずに回す

 トムのような気泡の多いチーズはNG・生地が緻密でないと削れない

 花びらのようにおしゃれな見た目 写真はチョコレートがけ

 パプリカ(赤)や抹茶(緑)の粉で色をつけてもよい

 スリー地方の山のチーズ

 軽めでミルキー やさしい味 チョコレートが甘さをプラス

 

クアドレッロ

 Quadrello クアドレッロ

 

 ウォッシュタイプ 水牛乳製 イタリア・ロンバルディア

 水牛といえばモッツァレラ&リコッタ 牛乳の2倍の乳脂肪分があり、栄養価が非常に高い

 新技術の開発により タレッジョ を水牛乳でつくったチーズ 表皮は塩水で洗っている

 Quadrello = 四角形 ・・・ チーズの形が名前の由来

 表皮: オレンジ色 ぎざぎざ模様  生地: かなり白い(牛乳よりもカロテンが少ないため)

 もともとこの地方では藁の上でチーズを熟成させるので表皮にぎざぎざの模様がつく

 このチーズはあえてこの藁模様をつけてある → ぎざぎざにカビがつきやすいという利点がある

 ウォッシュというより山のチーズに近い デリケートな甘み ミルクが濃厚 まさしく塩ゆでビーナッツ ( ̄ー+ ̄)

 チーズプレートに盛り付ける時、 ← や山羊などの変り種は1種類にする

 

キャッシェル・ブルー

 

ドライ柿

 Cashel Blue キャッシェル・ブルー

 

 青カビタイプ 牛乳製 アイルランド

 ダブリン郊外・キャッシェル地方で作られたブルーチーズ

 通常、青カビは内側から外側に広がっていくが、

 このチーズは表皮にもカビがびっちり

 イギリス&アイルランドのブルーチーズは生地にカビを混ぜ込む

 ねっとりめ カビのまわりが塩からいがピリピリはしない

 スティルトン専用のチャツネ(プラム・リンゴ・クローブ・ジンジャー・ビネガーなど)を

 つけて食べてみるが・・・ おいしくないっ (*゚д゚) 、ペッ

 少しずつ、レーズンパンやドライ柿と一緒に食べるのがBEST☆

 管理人はブルーに蜂蜜がNG・・・ ブルーの良さがなくなるっ (ー'`ー;)

  

☆ CUISINE AU FROMAGE 〜本日のチーズ料理 ☆

〜 コンテのクッキー・覚王山チーズクラブ2008 ver. 〜

 

甘さ控えめ コンテがたっぷり練りこまれたクッキー (n‘∀‘)η

牛には “KAKUOZAN CHEESE” 羊には “2008” の刻印入り

たっくさん焼いてくださったので 手土産つき♪

 

度重なるチーズの値上げにより参加費が来月から500円うp

異常なユーロ高に 輸入費うpだからなぁ

料理会と両方になるとかな〜り財政的にピンチなので

来月は料理会に参加予定です ヽ(´ー`)ノ